2016-08-31から1日間の記事一覧

シンクライアントの設定

Windows Embeddedのシンクライアントを設定する場合の注意点があります。別Postで記載した『NICの電源管理』設定ですが、PCoIPやICA接続のセッションを維持するだけであればシンクライアントにはこの設定は不要です。ですが、ユーザに依頼しシンクライアント…

Windows 7以降のOSの仮想化が抱える問題

WindowsXP及び2003のサポートが終了したことで、企業ではWindows7/2008以降のOSを利用するようになったことと並行して仮想化が進んでいます。こういった背景の中で、Windows7/2008以降のOSが抱える初期パラメータが仮想化にそぐわないという問題を抱えていま…

接続端末の選び方

オフィスで利用するVDIへの接続端末としては以下の物があげられます。もちろんAndroidやタブレットからも接続出来ますがここでは取り上げません。 1.FATPC(パソコン) 2.シンクライアント 3.ゼロクライアント シンクライアントはWindows Embedded OS…

集約化のための電源準備

今更な話ですが機器の消費電力は以下のように計算します。 電流(A)×電圧(V)×力率(PF) = 消費電力(W) つまりこれまで100Vを利用していた場合、200Vに変更することで利用する電流(A)は半分でよいことになります。これまで100V20Aのブレーカを利用していた場合…

ESXのハードウェア(1Uサーバの排熱問題)

ESXのネットワークはご存知の通り、ゲストOS用、管理用、vMotion(DRS)用の3つを基本必要とします。 IAサーバで構成する場合はそれらをBondingにより冗長化するため3系統×2+リモートアクセス(IMM等)の計7本のLANケーブルが必要となります。更に冗長化した電…

ESX接続先スイッチの構成

システムの冗長性を確保のためサーバだけでなくネットワークスイッチの冗長性も確保するほうが望ましいでしょう。そのためにはSpanning-treeを設定するのも良いですがStackingケーブルを利用してニコイチにする方が実際に障害が発生した際にSpanning-treeの…

IAサーバの内蔵ファンの寿命について

サーバの内蔵ファンの寿命について検討したいと思います。 皆さんもそうだと思いますが、私もIAサーバの内蔵ファンの寿命まではこれまでIAサーバにOSを入れるだけで利用している範囲では気にしたこともありませんでした。ではなぜVMwareの仮想環境ではそのよ…

ESXサーバのハードウェア

ESXサーバのハードウェアの選定についてどのように考えたらよろしいでしょうか? サーバ環境に関して整理してみましょう。なお、コンバージドインフラやハイパーコンバージドインフラという枠では分けませんので気になる方は置換えて読んでください。『サー…

VMware環境での仮想サーバ構築とVDI構築の違いを知ろう

VMware環境での仮想サーバ構築とVDI環境構築に違いはあるのでしょうか?答えは『単に動きましたレベルであれば違いはありません』ですが『想定通りのスペックが出て想定通りの安定性を発揮する環境を構築するのであれば違う』が正解です。 『単に動きました…

なぜFATPCからVDIに乗り換えるのか?

なぜFATPC(パソコン)からVDIに乗り換える企業が多いのでしょうか?FATPCの運用は管理者に大きな負担を強いる=運用の人件費が掛かる事と セキュリティ的に管理しやすいことです。 費用対効果を計算するのにどのような項目が上げられるか考えてみましょうFATP…

このブログはVMware仮想デスクトップについてまとめます

これまでBladePCやCitrix XenDesktop4、VMware環境のRDP VDIを運用した経験とその経験を活かし構築したVMware View Horizon5.xから2016年にVDIでvExpart受賞しています。 構築パラメータそのものではなく、何が仮想サーバ構築と異なるのかどのような点に気を…