接続端末の選び方

オフィスで利用するVDIへの接続端末としては以下の物があげられます。
もちろんAndroidタブレットからも接続出来ますがここでは取り上げません。
 1.FATPC(パソコン)
 2.シンクライアント
 3.ゼロクライアント

シンクライアントWindows Embedded OSのため、機能制限はあるもののHorizon Clientを利用するという意味ではFATPCもシンクライアントも差異はありません。
一方で、セキュリティレベルの観点では、3.>2.>1.の順といえます。
また、ゼロクライアントではUSBリダイレクト機能を利用するのにUSBのネットワークターミナルが必要になり、ターミナルにデバイスを接続して席に戻っている間に誤って他の利用者が利用権限を奪ってしまい利用できないといったトラブルが発生します。

シンクライアントWindows Embedded OSのため、USBデバイスを利用するHorizon ClientのUSBリダイレクトが利用されます。この際にUSBデバイスのドライバがロードされると同時にデバイスクラスが判定されVDIへ接続情報が転送されます。

バイスにもよりますが、シンクライアントのドライバをロードする場合もあり、これからVDIを利用する場合は考慮する必要はほぼないと思いますが、Windows XPのFATPC、シンクライアントではカードリーダを始めとした一部の機器でドライバが対応しておらず利用できない場合があります。