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クライアントを選定する際の注意点

業種にもよると思いますが、特にメーカ系SEで安かろう悪かろうで売り込んでくる場合はシンクライアント等の端末は気を付ける必要があります。
私が今の会社に入った直後に、前任者が進めていたVDI増設の案件で導入されたシンクライアントはメーカー系SEが価格競争に負けないようにするため、安価で型落ちのシンクライアントを200台納品してきたのですが、このシンクライアント200台のうち20台近くが、CMOSバッテリが納品時点で切れており返品しています。
なお、HP製のシンクライアントをUSBでイメージ取得して展開してもシステムタイムはシンクライアントのシステムタイムを上書きしませんが、Wyse製のUS300cではWDMで配信するとイメージ取得時のシステムタイムがそのまま配信されるため、イメージ展開後に再度時刻同期のジョブを配信しないとシンクライアントのシステム時間が遅延したままとなります。

本題に入りますが、シンクライアントCMOSバッテリが切れた状態でACアダプタが抜けるとシンクライアントのシステムタイムが当然戻ります。Horizon Viewクライアントを利用するシンクライアント等でCMOSバッテリが切れて停電等が発生するとシンクライアントのシステムタイムが初期値に戻ってしまいますが、その際にシンクライアントで証明書を利用していると証明書の期間外のため接続できない問題が発生しますので注意が必要です。
この観点からWAN経由でのシンクライアント/ゼロクライアントの場合、証明書を利用しないほうが運用上の負担が軽減されるという考え方もあると思います。


なお、この時間の遅延はWindows端末でActive Directoyに参加していない場合5分以上の差が発生すると同期しなくなりますがこれはWindowsの仕様です、一方でFATPCのHorizon ClientでActive Directoryに参加している端末でこのような問題が発生しないのはDomain Controllerから時刻情報が強制されているからです。