リンククローンでの注意点

リンククローンに関する説明はVMware公式ブログに任せます。

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1から学ぶ VMware on NetApp 第十三回 「特別番外編」 ネットワンシステムズ様ご提供コンテンツ VMware View on FlexPod ~ 検証から見るサイジングのポイント ~
こちらの以下の図の内容にある通りリンククローンではレプリカVMをベースにデルタファイル(差分)を保存していき、書き込みはデルタファイルへ行うものの読み込みはレプリカVMとデルタファイル両方に行うためキャッシュがそれなりに効くSAN環境(storage acceleratorやストレージのキャッシュ等で補いFCのパスを分散させている)かvSANのようにSSDを利用した環境が望ましいのですが、2016年のVMware社はSDDCが売りですのでそういった話は講演会などでされることはありません。

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SAN構成の場合、データストア=プールでFCのパス割り当てを考慮すると1プール分展開してみて問題がないかどうか、また深夜に展開を行う場合はWindowsの深夜のデフラグを止めておく、VDIのフルウィルススキャン実行日を外すなどの努力は必要になります。
仮想ディスクのプロビジョニング方式の影響もありますのでその点も留意が必要です