Horizon View5.xからView6.2.3もしくは7に上げる理由を探す

どうでもいいといわれると思いますが、プロフの画像をVMUG同様に
NetworldさんのFlexPodのサイトのシス子から拝借。正直グッズがあるなら欲しいぐらいです。

www.networld.co.jp

素直にNetWorldさんから買えばよかった!と思いつつ、宣伝兼ねてリンクをペタペタ。うちの仕事場では第三世代のVDIは(第一は前任者、第二はSAN構成のView)FlexPodにしました。こちらについてはそのうち話をします。


そろそろ本題に入りますが、正直View5系からのアップデートに関しては非常に難しいです。安定稼働している環境程説明が難しいと思います。(実際、私がそうでした)
ちなみに私が構築した環境は、SSOのパスワード期限切れで再インストした以外はES自体も一番長いもので900日以上ノンストップで稼働しており、3年目に入って1Uサーバだったこともあり、サーバ内部のファンが故障で交換せざるを得なくなりメンテで止めはしましたが、ESXのパープルスクリーンもしくは再起動は13+2台のESXで1回しか発生しなかったせいで猶更説明が付けられませんでした。

一度、アップデートについてまとめてみましょう。
 ①サポート期限切れ<デメリット対応>
 ②vSAN / NSX対応<メリット対応、ただしAdvanced限定>
 ③BUG Fix(Connection ServerのUI及びServletパッケージのメモリ問題)
 ④趣味(やってみたかっただけ)
大体こんなところでしょうか?
私の場合は、①と③にVDIを追加することを理由にしましたが、、、
ちなみに③のConnection Serverのバグですが、View5系ではServletのヒープ問題以外に、管理WebサイトのUIでメモリ異常で『VDIを削除』を選んでいるのに『プールを削除』が次の画面で出てきて3-400台のフルプロビジョニングな個人PCを消してしまって始末書を書いていますので、その点考慮すればアップデートの価値はあると思います。
実際、6.2.3では画面上でのLDAP検索もVDIの検索もかなり早く処理されるようになっていますので。

アップデートで気を付けたい点としてはvShiledを利用していて、NSX対応直前のバージョンまで上げていない状態で2段階アップするとアップデートの途中で結構結構大変な目に遭います。私はシーケンスを追跡してリバースエンジニアリングと言って良いレベルで解析しているので、トラブルの殆どをその場で解析&対処できますので1~2,3時間程度のトラブルで対応完了するか、対処できない場合でも2-3日中には目途が付けられるので大事にはなりませんでしたが、vShiledからNSXに変わったことで対処できなければかなり大きなトラブルになってしまう内容が発生します。
この観点から、StandardライセンスのView5系で安定しているならば6.2.3以降に無理矢理アップデートしなくてもよいのでは?と考えており、またユーザ会でもそのように報告しています。

vShiledのトラブルについてはそのうち書きます。