VDIのvSphere Client(Web込)インベントリ削除は注意が必要

非常にお久しぶりな更新です。

View5.xから6.2.3にアップデート作業のひとつにvShield EndPoint製品のアップデートがありました。これをアップデートした瞬間に発生したトラブルのひとつにvDSの接続に関するテーブルのデータ不整合があります。
この症状により発生した症状として
①起動したままのVDIが接続できない。
 →シャットダウンして電源ONで回復
②シャットダウンして電源ONで回復しなかったもの
 →vNIC付け直し
③vSphere Clientで電源が入らなくなったVDI
 →vSphere Clientのインベントリから削除

で、対応しています。が!『vSphere Clientのインベントリから削除』を行う際に
Connection serverのプールからVDI登録を削除せずに『インベントリから削除』を行うとConnection ServerのLDAPにもvCenterDBにもどこにも登録情報が見当たらない状態になります。(特にフルクローンの流動プール)

その場合VMXファイルの読み込みで戻した後にvmxファイルのmachine.idの値をNULL化->VDI起動->プールに登録という操作が必要になります。

なお、この件はvCenter4でサポート外のWindows2012を起動するためにUEFI BIOSファイルに関する記述を追加したことがある私もさすがに最後までこの値が原因と思っていなかったので最後までここに原因があると思っていませんでした。

6.2.3へのアップグレードに関しては別途報告します。