久しぶりなので近況から

ずいぶん間が開いてしまったので見ている方ももう少ないでしょうが、時間的余裕はかけらもありませんが、やっと精神的な余裕が出てきました。

自称一人社内インフラ課課長(笑)の状態だったのが、まず4月になって変わったこととして一人仮想エンジニアが入りましたので彼を調教教育しています。彼の課題としては運用をやったことがないため、先日あえて思うようにやってもらったんですがWindows関連のアップデートでVDIを再起動せずにインストールし翌日以降でエラーが多発しました。一応、実施する前に『とりあえず再起動推奨』とは言ったんですが、そのまま実行したので、運用は経験がモノをいうということを理解頂けたでしょう。

また、社内インフラ課員としてはネットワークは必須ですが、詳細設計はベンダに投げられる体制を作っていますので(私は納期短縮のため詳細設計まで軽くまとめてから投げてますが)、まずは概要設計がある程度できるようになってもらいたいと思っています。

とりあえず後で買って読ませてテストまでするつもりですが、以下の本を私が買って仕事中にでも読ませようと思っています。

インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門

 

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先ほど立ち読みでサラサラっと見た程度ですが、過去の経験と照らし合わせても正しく理解できる内容が書いてあると感じられました。正直、マスタリングTCP/IPとかそういうのも重要ですが、社内SEとして重要なのは概要設計ができる事とコンフィグからどのような設計になっているか理解できることで設定できることであって、パケットの中身でどこがおかしいだのということが必要になるケースは殆どありません。
個人的には3WAYハンドシェイク等は知っている必要はありますが、パケットレベルでの解析が必要な事態になったのは汎用機とIAサーバのHULFT伝送でのソフトバージョン違いで双方向NAT環境で通信ができなかった時ぐらいでしょうか?
そういった観点からまずはネットワーク運用をやったことがない彼の教科書として最適だろうと考えています。

そんな事いって、自分はそういうの勉強はいらんのか?という話になると思いますが一応考えてはいます。同じ著者の本ですが

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私も今対応中の仮想サーバ基盤でロードバランサのワンアーム接続を行っておりますがそういった内容から仮想環境のネットワークまで触れられておりこちらも立ち読みでさらっと見た程度ですが、かなり良い内容でした。自身の理解を見直す事と新人のNEとしての第二ステップにちょうど良いだろうと考えています。