DeepSecurityの件アップデートします。

先月DeepSecurityのManagerサーバを起動するとDBサーバのCPUが100%に張り付いてしまい、どうにもならなくなるという障害があったという話からサポセンも私も前回発生したのと同じこちらのデッドロック事象によるものと思っていました。

success.trendmicro.com


このため、デッドロック解除法の確認依頼をしていたのですが、アップデートすればデッドロック抑制できるという回答で、各サーバを再起動しても直らないので違和感を感じ、DBインスタンスのクリーンアップを行う事にしました。

まずはイベントDBのテーブル『dbo.event_historical』のインデックス作成(もしくは再構築。)と『dbo.event_data_historical』のインデックス再構築。

次に60日分を残してイベントDBのデータ削除
delete from [『イベントDB』].[dbo].[event_data_historical] where EventID in (select EventID from [『イベントDB』].[dbo].[event_historical] where Time < DATEADD(day,-60,getdate()));
delete from [『イベントDB』].[dbo].[event_historical] where Time < DATEADD(day,-60,getdate());

残念ながら、これではあまりDBサーバが軽くなりませんでした。
そこでvCenter DBの不要レコード削除を実施しました。(以下KB)

kb.vmware.com

これによりvCenterDBのVPX_HIST_STATにある不要となったレコードが削除されましたが大量に生成してしまったVPX_HIST_STATのテーブル自体は消えないのでDB縮小にはならないですが、View Administratorのイベントなどの検索はかなり改善するようです。

残念ながらDeepSecurityのほうはDBの差分が大きくなりすぎたのかこれでは直らず、サポセンのほうからもDSMとvCenterとのリンクを一度切断してみるように言われています。