ブートストーム時にメンテナンスするな!

大きいプロジェクト3件同時進行中なもので立て込んでまして連続で書けませんでした

さて、『ブートストーム時にメンテナンスするな!』なんでしょう?これ。

実はHorizon View5.x系で見つけたバグなのですが、共有PC型(流動プール)で且つ帰宅時にシャットダウン運用している環境で発生します。これは、共有PC型のプールで起動しているVDIがない場合、若番のVDIから順に起動していくのですがこの『次に起動するVDI』が『たまたまメンテナンスモード移行中のESX上にある』とそのVDIの起動をESXが拒否します。問題はここからでVDIの起動を拒否されたConnection ServerはVDIの起動が失敗したことは分かってもESXのメンテナンスモード移行中が原因で起動拒否されたのが原因だと判定できず、起動失敗したら別のVDIを利用してくれればいいのにそれもしないため、ユーザリクエストに従ってVDI起動失敗し続けるという問題を抱えています。

メンテナンスモードに入れる前にESX上の若番のVDIをvMotionして入れ替えるか30分かそこらのブートストームタイムを外してメンテナンスするかすればいいだけですが、メンテナンスモードへの切り替えに必要な10分間にユーザから問い合わせを受けてもキャンセルできないので謝るしかないというそんな状態は避けましょう