ゲストOSの作り方というのは

本年度頭に採用したK君、実はかなりやり手でこういう仕様でサーバ構築して!というだけで想定の8割がたの物を作ってくれるぐらいなのですが、そんな彼にヘンジン扱いされる今日この頃です。

やはり人によって性能差が出る物ですね、不思議な物です。
そんな彼に64bitOSのVDIを作ってもらったのですが、一応手順には『飛ばしても良いが推奨』と記載したデフラグを飛ばしたようで、画像操作系のソフトをインストールしたら異常に起動に掛かるわけです。初め認証かなにかのせいで処理が重いのか?と思っていたのですが、そのマシンをテンプレにもう一台作ってみてもやけに重いんです。
幸いにも社内がvCenterがサイロ化してるので、まずはFlexPod環境からSASのHDD環境のFC-SANのLenovo環境に移してみるが、やっぱり遅いのでまさかなーと思いつつデフラグ…断片化率20%・・・おおぃっ!と思いつつFC-SANとFlexPod両方とも、データストアがフラグメントしていないESXのOS領域にコピーしました。

……更に、違う問題に気がついてしまいました。UCS 220M4ですが、サーバハード上のSASでもLenovoより処理が遅かったので、とりあえず業者さんと相談して新ファーム/ドライバがないか調べる事にしました。

さて、デフラグの話に戻りますが、海外のコミュニティなどでもどちらがいいのか?KB等みるとどっちともいえる書き込みはないといった内容で終わっているケースが多く、日本でもVMtoolsに圧縮機能があった頃の書き込み等では、やるだけ無駄という書き込みが目立ちます。ですが、今回画像処理ソフトが1分近く経過してもまともに起動しなかったのが、デフラグを掛けるだけで正常な起動速度になった事からも、ゲストOSであってもフラグメント自体はよろしくないという事が実証できたのではないでしょうか?SSDは大きな意味は得づらいと思いますよ?早いですし。
シンプロの場合は忘れずにsdeleteとpunchzeroしましょう