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サーバで使うゴールドディスクって

何よ、それ?という人が多いと思います。これは私が外資系金融機関で勤務していた時に勤務先が採用していた方式でシステムをリリースする際にOS領域のバックアップを取るのにNorton Ghost等のソフトウェア方式では時間が掛かるため時間短縮のためにとっていた方式です。これでシステム飛びましたとか出来ないやんけーとかのクレームは冗談抜きで受け付けません、自己責任でお願いします。

ついでにいうとメーカーにこの話をしても良い顔されません。確実に苦虫潰した反応されます。理由は簡単で同じ容量のHDDでもメーカーが異なると容量が合わないというエラーになって出来ない場合があるからです。

(要するに体験したことがあるのです)

前提としてサーバに刺さっているHDDにOSを入れていることが前提ですがSSDもできるはずです。Raidは1か0+1のみで5や6、JBODは対象外です。また、更新されるデータが入っている場合はそのデータがバックアップから戻せることが前提です。OSについてはWindows/Linuxどちらもいけますが、Active DirectoryドメインコントローラはサーバのSIDチェックがあるのでこの方式でバックアップしたものを差しても、他のドメコンから拒否されて隔離されますので出来ません。

やり方は簡単です。バックアップ時はOSを落とす、HDDを抜く、電源を上げる、HDD差してリビルドする、です。なお、順番を間違えて先にHDDを差して電源を入れた場合データは保証できません。

バックアップを戻すときは、電源を落とす、Raid1で2本+hotspareなら三本とも抜く(わからなくならないように注意)、バックアップをHDDを差す、電源入れて問題がなければ抜いたRaid1ディスク一本とホットスペアを差す、です。

なお、バックアップから戻したときにサーバのドメイン認証が出来ない場合があるのでその場合はドメイン再参加しましょう。

このバックアップの良いところはWindowsupdateでおかしな挙動を示すと困る場合にサーバのOS落としてディスクを抜いてバックアップ、電源入れてUpdateする、問題なければディスクを差すという対応が可能な一方で電源を落としたことでマザー故障で起動しない場合が希にあるので5年以上稼働するサーバではお薦めできません。またこのゴールドディスクを作成するタイミングを変更することで仮想OSのテンプレートのように使い回すことも可能です。

そういうことで金融機関では同じ型番の機種で統一することで、メモリやCPU追加、上記のような作業でマザー故障した場合に、同じ型番のサーバに交換して即時リカバリ出来るようにしていました。仮想が進んだ今、やってるかどうかは知りません。