システムタイムは非常に重要

システムタイムは非常に重要です。そんなの当たり前だのクラッカーって?

そう思う時点でまだ甘く見ています。

仮想環境ではCPUの占有率の関係からActive Directoryドメインコントローラを
立てる場合にはNTP参照実行を増やすか物理サーバを最低1台は作るかすることが
望ましいという記事があるように、ESXと時刻同期しないようにした場合は
ゲストOSの時間は遅れるし、ESXと同期した場合にNTPが設定されていなければ
電圧が高ければ時刻は進むし、低ければ遅れるしといった認識ではないでしょうか?
余談ですが、Linuxは1000秒、Windowsは5分、ドメイン参加すると時刻同期強制です

実はHorizonの環境では、Connection Severが発行したVDI起動命令に対して
『VDIの起動処理した』と記録するのはESXなのですが
その起動したシステムタイムはESXの時間です、当たり前だって?
デスヨネー。でも起動命令を出すConnection Serverはドメイン参加していますので
MicrosoftのNTPサーバのtime.windows.comと同期しているドメコンから
時刻を強制されるため正しい時刻が設定されますが、もし仮にあなたのESXサーバが
NTPサーバ参照先を設定していなかったら?
もうお判りでしょう?Connection Serverが12:00にVDI起動命令を出して
ESXの時間が5分進んでいたらどうなるか。もしくは進んでいたら?
ユーザがプールを選択した直後にPCoIPの接続許可が出るがVDIはまだ起動してないのでエラーが出たり、いつまで経っても接続待ち状態が続き最悪の場合はエラーで接続できません

ちなみにESXのNTP設定してなかった方はすぐ設定しましょう、いましましょう。
システムリリース後で躊躇する必要はありません、メンテナンスモード化も不要です。
NTP設定を変更して幸せになりましょう。